私が個性學を知るきっかけは、家族のことでした。
息子が高校受験の進路に悩んでいるときでした。
息子のことを考えて…親として話を聞いたりアドバイスをしました。
しかし、息子にはその言葉が通じず…。
そんな時に個性學の存在を思い出し、息子の個性を調べて頂きました。
家族として生活していても、お互いが持って生まれた個性・本質は、親子であっても全く違いました。
それと同時に、今まで息子のことが理解できてなかったこと、生き方・人生・大事にしてきたことや自分が思う息子に対しての正しい言葉も、すべて息子に響いてないことがわかりました。
そこから、息子の考えが少しずつ理解・納得できるようになりました。
例えば息子は、考えるスピードが遅い。
私は「先端型」なので思い立ったら即行動。
息子はなにか決断する時も時間がかかる。
決めて行動するのも遅い。
でもすごく周りを見て、いろんなリスクや結果を考えての行動だから、時間がかかるのも当たり前。
私にはない息子の才能に、尊敬さえありました。
もちろん息子だけではなく、娘や夫のことも理解できました。
そうした思いが、職場の同僚、友達へと広がっていきました。
子育てで悩みを持っている人は、私と同じように子供の行動が理解できなかったり、スピードの違いにどうしたらいいか困っていました。
持って生まれた個性を知ることによって、子供の行動が変わって悩みが解決するわけではないですが、
「子供自身のことを理解できると安心する!」
「うちの子供にそんな能力があるなんてすごい!」
そんなお友達の言葉や喜んでもらったことが、「個性學をもっと学びたい」という後押しにもなりました。
これも、私の個性「人志向」が出ていると思います。
「人志向」は他人軸。
個性學を調べているとつい必死になって、「お友達の悩みを解決してあげたい」と思います。
その人に寄り添う気持ちは、強くなるばかりでした。
「これも私の生き方なんだな」と、自分の個性を考えることも増えました。
私はあまり自分に関心がなかったけれど、周りの人の個性を知っていくことで自分の魅力を認められて、自信が持てるようになりました。
自信が持てるということはとても大事なことで、見た目も変わってくる、言動も変わります。
個性學があったから、私はいま人生を幸せに過ごせている実感があります。
"自分の進むべき道”みたいなものも、わかってきました。
個性學に出会えたことに感謝したいと思います。
(会社員/40代女性/人志向)