私は今年の3月まで損害保険会社に勤務していました。
その中で、忘れられない後輩がいます。
私は城志向で、「仕事は仕事」と割り切ってきっちりと自分の仕事をこなしていました。
そんなとき、新入社員の教育を任されました。
先輩も「あなたが教育すれば、きっとすぐに仕事を覚えるね!」と言っていたのですが、いざ入社してくると、コミュニケーションがうまく取れませんでした。
きちんと教えているつもりなのに、何度やってもミスが続く。
「これ、前もあったよね?」と聞いても、頭の中でつながっていないのか、
「前と同じこととは思いませんでした」という回答。
理解力がないのかと思っていましたが、その後、新入社員は営業へ配置転換となり、みるみる成績をあげていきました。
私なりに一生懸命指導していたので、どこに問題があったのか分かりませんでした。
生年月日は分からないですが、雰囲気からもおそらく人志向ではないかと思います。
逆サーキュレーションであったために、もっと丁寧に、伝わるよう指導できればよかった、と感じています。
養成講座を受講して、人志向の考えが私には全くないことに衝撃を受けました。
仕事については、お給料をもらっている以上、「周りの人が信頼できるのか、認められているのか、一体感を大切に」などとは考えず、割り切って自分の役割を果たすのが当たり前と思っていました。
もっと早く個性學を知っていたら、人志向の方には承認し、信頼を築くなど、もっと課支社を回すことができていたなと感じます。
現在は潜在意識コーチングをやっています。
個性學を知らなければ、人志向、大物志向の気持ちが理解できず、全く見当外れなアドバイスをセッションで行ってしまっていたと思います。
違いを認め、クライアントさんに寄り添ったセッションに、個性學を活かしていきます。
(自営業/フリーランス、30代女性、城志向)